初めてのNEWS ~東京ドームの魔術師~
2016 6.12
NEWS LIVE TOUR ”QUARTETTO”
まずは、NEWSの皆さん約3ヶ月に及ぶアリーナ、ドームツアーお疲れ様でした!!!!!
Whiteから1年、私自身は今回が初めてのツアーでした。
まさかオーラスに入れるなんて思ってもなかったんですが、ご縁のお陰で行くことが出来たこと本当に感謝してます…!
さて、今回のツアーのコンセプトの「四重奏(カルテット)」がどんな風に表現されるのか、Whiteを見てからというものめっちゃめちゃ楽しみで、楽しみすぎて仕事が仕事にならない3ヶ月過ごしてきました(仕事はちゃんとしよう)
(細かいレポ等は他のNEWS担の方々がめちゃめちゃ詳しく書かれてますのでそれを参考にした方が良いかと……)
まず、このツアーとアルバムのリード曲でもある「QUARTETTO」
オープニング映像は初回アルバムの特典に入ってる「Theme of QUARTETTO」のMVが流れる。
メインステ、横花道のステージ×2、バクステからそれぞれひとりずつ登場。
アリーナツアーではジャンプアップで登場した(らしい)ので、私は当たるスポットライトを探しまくり「えっ!??どこ!!??どこから来るの!!??」とひとり騒ぎまくってた(うるさい)
実はありがたいことにアリーナ前方メインステの真ん前だった。
(まさか自担が目の前から現れるとは思ってなかったので、両手を広げ花道を通る自担を見て気持ち悪い奇声を発してしまったので、ほんと周りの人たちごめんなさい………………………………)
センターステージに集まり、
「♫Take you all〜 to ”QUARTETTO” world〜 Ready go〜」のイントロでもうすでに心臓は爆発寸前(ほんとに)
手越「♫全身(からだ)で刻む夢のビート 光の差す方へ〜」
私「ヤッバ!!!!!!!!!!!(鳥肌);;;;;;;;;;;;;;
声が美しい!!!!!!!!!!!
いや声だけじゃないけど!!!!!!!」
手越くんの生歌声、本当にお世辞とかじゃなくてマジですごく綺麗です。いや、テレビとかCD聴いてりゃわかるよ!!!!って思うかもしれませんけど、生歌声はこれの1000000000000000倍は上乗せしたいくらい綺麗なんす………………
衣装がまた、私の大好きなイカツイ重装備マントみたいなお衣装で(語彙がない)
踊るたびに布がひらひらするんですよね〜〜!
「We can fly〜♫」で飛んで着地する4人すごいかわいい。かっこいいのにかわいい。
これ既出だとは思うんですけど、NEWS担の方がこのオープニングの衣装を「四神」って呼び方をしてて、よくわからなかったんで四神とは???と、思って検索したらまぁすごい。
わかります??????
そう、色です。
東西南北で色が決まってるそうで。
青龍の増田さん、朱雀の手越くん、白虎のシゲアキさん、玄武の慶ちゃん。
(※本当にこれを参考にしたかどうかは定かではありません)
そして五方でいう中央に位置する黄龍、または麒麟の衣装がまさかこれ!!??っていう。
初見で何で黄色なんだ……と思ったけどまさかそうなの……………?
(ちなみにセーラー服とか言われてるこれ)
色々調べたらこの赤いテープはいわゆるチロリアンテープだと思うんだけど、インドの民族衣装につけるサリーテープ(サリーが傷ついたり裂けたりしない様に縫い付ける)としても使うらしい…チュムチュムからこれだったしここでもインドとかけてるのかな…とか思ったり思わなかったり。
メンカラじゃないところに増田さんの衣装に対するこだわりというか。NEWSは東西南北で表されてるっていうところ、それを衣装に組み込んじゃうのかって。
すげ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
増田さんのその粋な仕事っぷりに
いつも脱帽です。
本当に衣装について詳しく語ってほしいし、なんなら装苑とかで特集組んでほしい。普通の女性誌の特集だけじゃ勿体なさすぎる。
もしくはバックヤードでのメイキングでの衣装の打ち合わせの場面を次の盤で入れてほしい。
あと、今回すごく楽しみにしてたのが、4人のソロ。
QUARTETTO通常盤聴かれた方はわかるかと思いますが、ソロ曲は以下の通り↓
加藤シゲアキ 「星の王子さま」
増田貴久 「LIS'N」
小山慶一郎 「愛のエレジー」
手越祐也 「ENCORE」
この曲を一番最初に聴いた時に、これをどう表現するのか、すごく楽しみでした。
昨年のWhiteの「ESCORT」の演出もMVも「加藤シゲアキの世界観」が表現されていてすごく素敵だったので。
今回は名作「星の王子さま」を加藤シゲアキなりにオマージュさせて楽曲にしたという事で、歌詞の中に「星の王子さま」の世界観を織り交ぜ、更に実際に書かれている英語をセリフにしている。
白地に紺色のストライプのスーツを仕立て、メガネをかけ、片手には本を持ち登場。
全身黒タイツで顔を隠し、星やバラなどのモチーフをかぶったJr.をバックダンサーに歌い踊るシゲアキさん。
「作者」加藤シゲアキの作る
星の王子さま、初めてパフォーマンス見たときに感じたんだけど、私の好きなYUKIちゃんのMVの世界観にすごく似てる気がする。
ふがいないやとか。
ストレートにわかりやすくもあり、でも一捻り加えた演出、ダンス。
特に印象に残ったのはやっぱりペンライトを使った演出だ。
今回のペンライトは制御機能が付いていて、途中まではペンライトは付いていなかったが、シゲが息を吹きかけると、5万5千のペンライトが一斉に付く、というなんとも粋な演出だ。
光の波がドームを埋め尽くしていく様は本当に綺麗だった。
▽増田貴久 「LIS'N」
引き続きEDM曲調のカッコいいダンスナンバーのLIS'N。
やっぱりなぁ〜〜〜〜!!!!と思ったけどサングラスは着用だった…(PeekaBoo..の時みたいな)
でも今回の増田さんのソロでもNEWSKOOLでも使われていたバックモニターの加工、あれがすごくかっこよかった!
当日はとにかくこの目に焼き付ける為にほぼほぼモニター見てなかったんで円盤化したらちゃんと後ろも見よう……と思います。
とりあえず終始かっこいい死ぬしか言ってなかった気がします…いやほんまにイケめてたよ増田さん。
シゲアキさんのライナーノーツでも言ってたけど、増田さんのドSっぷりが爆発してた。
ラップの最後の「watch me.」のところで腰抜かしかけたことは秘密です。(言ったけどね。)
直訳して「俺を見ろ。」ですよ、奥さん…………
▽「愛のエレジー」小山慶一郎
慶ちゃんのソロ、私が想像してた衣装演出と全然違くて、いい意味で裏切られた。
身長を生かした長めの着物の羽織り、花道には赤い提灯がずらっと。
そこに立っていたのはアイドルでもキャスターでもなく、忘れられない人を思い、もがき苦しむただ一人の男だった。
並んだ提灯をジュニアを引き連れて歩く様はまるで花魁道中。
(※参考画像) もう完全にさくらんの世界だった…二ナミカさ~~~~~ん!!!!!!
思わず「殿〜〜〜〜!!!!」って叫んでしまった…いや姫か…(?)
(後々ちゃんとライナーノーツ読んだら、琴の音も入ってるから和の演出なのか!って納得した。ちゃんと読んでおけばよかった…)
「貴方を死ぬまで、愛したい」で小山担に堕ちたかった。
(単細胞なのでチョロい)
▽「ENCORE」手越祐也
己の歌だけで勝負する手越祐也〜〜!!!!
完敗ですわ。
この人本当に歌手として、アイドルとして素晴らしすぎた。
ツイでも呟いたんだけど、ソロ始まる前に指輪を外したり見つめたりしたりする演出をしてる最中に、名前を大声で叫んだり、ガヤが入ったりする場面があったんですけど(これはまじで空気読めなさすぎてありえないくらい腹立った)
そんなことがあっても眉ひとつ動かさず、表情を一切変えない手越くん。
マイク一本で人の心を動かすって、本当にすごい。凄いって言葉さえも軽く感じる。
私の全身の毛穴が開きっぱなしで、「この人本当に人間…?」って一瞬思ってしまうくらい歌が、とにかく素晴らしかったです。
(こんな素敵な歌を、生で聴けた私いつかバチ当たるんじゃないか…って思ったくらい。)
4人のソロは本当に個性的で、でも4人ともそれを引き立てていて、邪魔をしない。
そこが見ててすごく楽しいし、何よりわかりやすくて美しい。
どうしても、どうしても私が一番書きたかったこと書いていいですか!!
ここで「I・ZA・NA・I・ZU・KI」
入れてくる!!!?????
イントロ鳴り始めて「♫get away〜〜」って歌い始めて泣き崩れそうになった。
まさかここで聴けると思ってなかったので…最後に歌ったのは10周年コンか…もう聴けないと思ってた…
あと書きたいのはそれだけじゃない。
いざないの衣装と演出。
もう既出だけど、アンリアレイジというブランドのリフレクト衣装。
首から足首まですっぽり全身が覆われていて、全身が見た目真っ白な衣装。
2015 S/Sコレクションで発表されていたもの。
Get Away 月夜に 隠れて Be Silent
誰にも 気づかれず どこかへ Too Far
Get Away 沈黙 奏でて Be Silent
いざなう 夢に咲く We just can Get Away
ここの「月夜に隠れて Be Silent」のとこ、衣装がライトに照らされたり消されたりすると模様が浮かび上がってくるんです…
まるで忍者が月夜に照らされて見え隠れしてるような。
これを衣装に持ってくるとは…!とびっくりしたんですけど、しかもこれ、この曲の為だけに用意されていたみたいで……(なんて贅沢)
顔こそ見えにくいんですけど、これ円盤化された際には見てない人にもぜひ見てほしいです…
リアル×バーチャルの世界観をコンセプトにした2016年春夏コレクションのアンリアレイジの衣装を、うまくリンクさせて演出に組み込んだこの「I・ZA・NA・I・ZU・KI」はNEWSにしか出来ない、衣装にこだわりをもった増田さんでしか引き出せない武器だと思うのです。
バーチャルと言えば、「変ラボ」で慶ちゃんがスマホで映画のようなシーンを撮れるのか!?
の回で使用した撮影法を実際にNEWSKOOLのバックモニターの演出でも取り入れていたりしていて、
多分これ↓
NEWSの演出は本当に細かいところまで抜かりないな…と思いました。
レギュラー番組で取り上げたものを自身のコンサートで使うとは…!
(実際にどんなものか見たい人は優しいNEWS担の人に見せてもらいましょう)
個人的に度肝を抜かれたのは、なんといってもシリウスで使われたセグウェイ。
セグウェイ、と言ってますが名前は様々あるみたいで、大まかに分けるとミニセグウェイとかハンズフリーセグウェイと言うみたいです。
シリウスの曲の疾走感、躍動感をこのセグウェイに乗って表現したNEWSさん達……!
シリウス、と言えば私の中では無重力とか宇宙とかを想像させる曲だったんですけど、
ジャニーズ事務所の伝家の宝刀ローラースケートじゃなくて近未来的なこれを持ってくるところよ…!
これ結構簡単そうに見えて実はめちゃくちゃ難しいらしい。(乗ったことないけど)
体重だけで前進したり後退したり、特に4人がセンステに集まって手を繋ぎ、グルグル回るところ、すごく好きです…
シゲアキさんが落ちないか心配していたシゲ担の方、安心してください、
シゲアキはやればできる子です。(知ってる)
オーラスもちゃんと回ってました(∵)
西本智実さんとのコラボレーションもまた、東京ドームオリジナルの演出で生オーケストラで演奏だなんて思ってもなかったし、サプライズにサプライズを重ねた今回の公演は、前回のWhiteともまた違う、新しいNEWSを見せてくれたような気がします。
初めてのNEWSを生で見て、感じて、4人のサービス精神、特にWアンコールを入れるつもりなかったのに上の人に掛け合って実現させてくれたことにはとても感謝です。
本当に楽しくて、幸せすぎて一瞬で夢のように過ぎた約3時間だった。
NEWSは今まで円盤でしか見れていなくて、実際に参加してみて思ったのは、演出も衣装もそうなんだけど、一つ一つが本当に丁寧でかつファンに夢を見せてくれるパフォーマンス力の高さ。生歌の素晴らしさ、多種多様のステージと殺さない個性。
4人はあのドームに魔法をかけてくれた。
色んな人の意見があるけど、本当に五感で楽しませてくれた4人でしか出来ない圧巻のステージ、
「NEWS LIVE TOUR QUARTETTO」は、私にとって一生忘れられない現場となりました。
回数を重ねる度にどんどん新しいことにチャレンジし、パワーアップしていく4人を、楽しみに
来年もまたあの東京ドームのどこかで、ずっと待ってます。